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平成3年度(1991年) 「大阪文化賞」 [分野: 芸術学]
きむらしげのぶ
木村重信
 ヨーロッパの旧石器時代美術の研究から出発し、世界各地の先史・古代岩壁画、特にサハラや南部アフリカ、インドの岩壁画の研究で顕著な業績をあげた。同時に古代美術に関して、女性像の研究を通してヴィーナス神話の源流を究明。また、アフリカ、アジア、オセアニアの部族社会における絵画、彫刻、工芸、建築などの造形芸術を現地調査によって総体的な生の連関の中でとらえ、芸術学と民族学の両領域にわたる諸問題を提起。その結果、民族芸術学という新しい学問分野を開拓した。さらに欧米および日本の近代美術に一種の社会芸術学的方法によって新しい光をあてるなど、数多くの優れた業績をあげ、斯界の発展に大きく貢献した。

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